昨日PEN EEDのご紹介をしたばかりなのだけれど、本日、ついにと言うべきか、とうとうと言うべきか、PEN Fに手を染めてしまった。魅力的なのですよねぇ、世界唯一のハーフサイズ一眼レフシリーズ……。
行きつけのリサイクルショップにポツンと置かれているのは、ダイブ前から知っていた。しかし、レンズを揃えるのも大変だし、リーズナブルにカメラを楽しむという偏屈な主義から離れていってしまうではないの……と自問自答していたのだ。
このPEN Fとの戦い、実を言えば、ここ十数年の間繰り返し行われてきたいわば慢性疾患。その度に、相手が勝手に売れてどこかに行ってしまうので、なんとか持ちこたえていたのですよねぇ。
それが今回のは、売れないのですよ。人通りも殆ど無い、最寄に駅も無い立地だからなのでしょうかねぇ? 店を訪れる毎に、もう無いだろうとのぞくのだけど、まだあるのかよぉという感じで1ヶ月ただポツンと僕を待っている。嬉しいような悲しいような。先日、ついに覚悟を決めてショ
ーケースから出してもらって、イヂリイヂリしてみると。
まず、外観はスレ少々、小当たりあり、手垢それなり、ファインダーはゴミ沢山。ミラー欠落、付属の38ミリf1.8レンズは、埃、カビ多数。
ヤフオク風に書くとこんな感じでしょうか? これでシャッターが下りなければ、サヨウナラなのですが、全速キチンと切れている模様……。うーん、と悩んだ結果、ついに本日もらい受けに。手を入れれば、少なくともボディはいけるんじゃない? という判断です。
帰宅後、明日からキャンプだというのに準備もせずにクリーニング作業に突入。軍幹部をはずすし、クリーニング開始。モルトはボロボロの状態で、触れれば崩れ落ちていく。ファインダーの汚れは、コイツの仕業が大半のようだ。プリズムを外し、クリーナーを使って磨き上げ、ブロアで埃を吹き飛ばす。スクリーン前に嵌まり込んでいるプリズムも外したい……。しかし、そこまで手を入れようと思うと、シャッターユニットから何から下ろさなければならないなぁ……と思案していると、ご機嫌斜めな声が聞こえてきた。本日
はここまで。とりあえず綺麗になったはずなのだが……。組み立て、外れていたミラーを貼り込んで、いざ覗いてみると。まだあるのですよねぇ、小さなゴミがハラハラと……。
とはいえ、撮影できないほどではないので、とりあえずフィルムを通してみようと思っている。写るかなぁ? 写るといいなぁ。本日の散財、約1万円。
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