2006年11月7日火曜日

タープの必需品 ポールはスライド系主体で使ってます

 暑さ対策や雨にキャンプにあると便利な道具がタープだと思う。気がつけば、レクタンギュラー(四角形)大小2枚、ヘキサ系(6角形)大小2枚の計4枚のタープを使っている。
 今回は、タープにつきものの付属品、ポールの話をしよう。
 タープには、前述のレクタンギュラー系、ヘキサ系の他、ウイング系(モス、MSRのパラウィングに代表される菱形)が存在する。1枚の防水布をポールで支え上げる形のタープだけに、ポールによって使い勝手は大きく違ったものになる。



※リビングシェルターや、コールマンのスクリーンタープ、スノーピークのリビングシェルなど、フレーム構造で囲い込むタイプのものも最近はタープと呼ぶことが多いのだけど、僕は、この手の製品は、テントだと思っているので今回の話では触れないことにする。



僕が使っているポールは、スノーピークのウィングポール280cm2本と240センチ2本、モンベルのラチェットタイプのスライドポール5本、メーカー不明のネジロック式スライドポール2本、同じく簡易ロックタイプのスライドポール2本という構成。オートキャンプを始めた当時、スノーピークやダンロップのスクリューロックのスライドポールを揃えた時期があったのだけれど、内部に水が浸入すると乾燥しにくく、かなりの確立で錆びて使用不能になる。不調のポールを使っていたら、ある時など夕立の雨水が軽くたまっただけで重さに耐えかねたポールがずれ落ち、えらい目に遭ったことがある。土砂降りの中、縮んだポールの代わりに人柱となるのは、楽しい体験とは言えないだろう。
結果、完全にポールを抜き取って乾燥などメンテナンスしやすいモンベルのものにしたわけだけが、いつの間にやら廃版品。お小遣いの余裕があるときに1本づつ買い足していたのに6本揃えとすることは不可能となった。



Img_1250 写真手前から、スクリュー式、ウイングポール、モンベルラチェット、ネジ式スライド、簡易ロックスライド





なぜ、繋ぎ式のポールがウイングポールだけなのかと言えば、理由は二つある。レクタンギュラー系のタープの場合、6本のポールを必要とするわけだが、
1.繋ぎ式のポールであるとそれだけで相当の体積と重量の荷物がひとつ出来上がる。できればコンパクトに抑えたかった。アルミ製ならともかく、スチールの繋ぎポールは重たすぎる。
2.天候によって高さ調整などの自由度がタープの良さなのに繋ぎタイプのポールではそれが生かせない。
ということだ。



ヘキサ系のタープでもサイド部分にスライド式の補助ポールを入れれば、変幻自在なタープワークが可能になる。



Img_1253 スノーピークのウイングポールは、ヘキサ系のメインポールに使用するのだけれど、分割長が70センチと60センチなので、両サイズを揃えるとより高さ調整の自由度が増して便利だ。



今、手に入るポールでスライド式のモノは、ロゴス、キャプテンスタッグ、オガワキャンパルぐらい、なるべく強度がありそうでメンテナンスのしやすい製品を選ぶと良いと思う。ちなみにモンベルの製品は直径31ミリで肉厚、しかし大型ヘキサ系のメインポールとしては役不足と思い試してはいない。



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