プリムスのランタンというと、僕にとっては小型モデルのイメージがある。ガスを燃料としたランタンで、大光量を実現しようとすれば、どうしても気化熱の問題は避けて通れない。冬場使えないランタンでは辛いよねぇというのがその理由。
気化熱の問題を独自のチューブ形状で解決しましたと鳴り物入りで登場したのが、IP-3257CAだ。このチューブ形状をグースネックと呼ぶらしい。スタイルは僕の好きなシンプルなものだったし、ランタントップも金属剥き出しではなく、琺瑯仕上げ。なかなかいいなぁと、初めて大型ガスランタンに手を出した。
結果は? といえば、沈没です。夏場の点火したては、液体燃料のランタンに負けないもんねと驚きの大光量なのだが、時間が経てば減光していく。タンクには、夜露よ今夜もありがとうと滴るほどに結露する。ブースターをつけてもさほど効果は無く。まぁ、大型のガスランタンなんてこんなもんだよねぇと 諦めモード。しかし、諦めがつかなかったのが、ランタントップの琺瑯が弱いということ。そんな光量が安定しないランタンなのでキャンプに持ち出す機会も少なかったはずなのに、ある日ヒビが入ってきたなと思ったら、ポロポロと剥離し始め、この有様。剥がれた部分を見てみると、コールマンなどと比べると、とっても琺瑯層が薄いのですよね。ここまでくれば全部剥がして耐熱塗料でリペイントしてしまいたいと思っております。
このモデル、発売されたと思ったら、一気にカタログ落ち。ランタントップのデザインが大幅に変わったIP-3257HAへとバトンタッチ(ランタントップの形状から、通称ウ●コ君。持っている方ゴメンナサイ)。たんぶ琺瑯問題が大きかったのかなぁと勝手に推測しております。
ついでに言えば、マントルはこのランタン専用のM300という型番。ソックスタイプなのですが、もはや目にすることもあまり無くなってしまいました。僕の場合は、巷に溢れるコールマン製マントルを流用しております。
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