記憶の奥底にこびり付いて、時々忘れた頃に浮かび上がって来る、道具の中にはそんな不思議な魅力を持っているものがある。たとえば、このIGLOOのプレイメイトも僕にとってはそんな不思議な魅力を持つ道具なのです。
日本のお弁当箱といえば、四角いアルマイトか曲げわっぱ、お花見なら重箱なんてのもありですが、アメリカの場合はバスケットか、紙袋、夏場ならこんなクーラーにサンドイッチにリンゴなんか入れて出かけるのですよ。 何の映画だったか忘れてしまったけれど、オープンカーのバックシートにこんなクーラーランチボックスをポンと放り込んで出かけるシーンがいかにもアメリカっぽくて印象に残っているのですよね。
ロサンゼルスのネイチャーウォッチングに出かけるとき、朝配られたお弁当も、サンドイッチ1個にリンゴ。若かった僕は、こんなので腹にたまるかいっと、寂しい気分になったことまで思い出す。
とりたてて保冷力に優れているわけでは無いのだけれど、一度見たら忘れられないデザインなのですよね。
一般的なキャンプシーズンが完全に終わり、スキー商品と入れ替わるこの時期、僕にとっては楽しくもあり、危険な時期でもあるのです。というのも、徹底的なキャンプ用品在庫処分が行われるから……。このイグールのプレイメイトも7割5分引という爆裂価格で一昨日買い求めたもの。 何に使うの? と自問自答しつつ、生鮮食材だけ、冷え冷えにしておくにはいいかもなどと考えている次第です。とはいえ、たとえ使えなくてもいいのです。雰囲気だけでも好きだから……。なんか韓流スターの「アナタノコトガ スキダカラ…」に近いノリになってきました。病膏肓街道驀進中ですなぁ。
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