2006年11月2日木曜日

見た目が違ってゴメン。不遇なPEN EEDをチョロンと修理

Peneed 随分と片付けが進み、カメラいじりの道具たちも姿を現した。先日の夜、少しばかり手持ち無沙汰だったので、以前から気になっていたカメラをちょっと触ってみた。
 お相手は、オリンパスのハーフカメラ、OLYMPUS-PEN EED。一世を風靡したPENシリーズの末裔。EE機能と明るいF1.7レンズを組み合わせた高機能機なのだ。が、今だに人気があるPENシリーズの他の兄弟たちに比べ、とっても人気が無い。
 確かに他の兄弟たちは、コロンと可愛いデザインでコンパクト、それに比べてコイツときたら、カクカクとした直線デImg_1113 ザイン。ハーフなのに35ミリフルサイズのトリップやDCなどと似た風貌。低速シャッター時のシャーッという音も、DCと同じだ。女の子なのに男兄弟と激似の辛さって感じかなぁ。
 不人気機種ゆえ、ヤフオクなどでは、ジャンクで数百円から、ある程度使えそうなもので1000円から手に入る。街の中古カメラ店でも、低価格で実動機が手に入る。オンボロカメラ入門機にはちょうどいいお勧め機種だと思う。僕の場合は、中古カメラ屋さんのジャンク箱にゴロンと転がってImg_1115 いるのを救出してきた。
 ピント合わせがレンジファインダーではなく、目測式なのが少しばかり残念。これだけ明るいレンズなので、ピントはシビアなはず、大丈夫かいな? と少々不安になる仕様だ。しかし、AEプログラムで暗くないと開放にはならないし、フィルムサイズが小さいため、被写界深度には余裕があるのだろうなぁと推察した。
 さて、このEED、一応シャッターも切れ、撮影可能な気はするのだが、PENの特徴である赤ベロが出ない。カニ目レImg_1112 ンチとドライバーで開封、動きをジックリ眺めていると、ガバーナの動きも正常だし、露出計の針もきちんと触れている。レリーズボタンの動きと共に赤ベロも微妙に動いている。
 結局、ファインダ外縁下部に赤ベロの先端がひっかかり出てこないという単純な理由。正常位置に戻してやったら、元気にピコピコと動き出した。近日中にフィルムを入れてやろうと思う。




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