昨日、ツーリングポイントの試し張りのついでに、ブラックダイヤモンドのメガミッドも張ってきた。モンベルやシェラデザインなど、今や多くの製品が発売され、一般的な存在となった感じのモノポールのピラミッド型シェルター。小型テントでもなく、タープでもない、実用ぎりぎりでトレッキングにナニが必要か? を形にしてくれた製品だと思う。
僕のモノポールシェルターは、初期型のブラックダイアモンド メガミッド。国内で発売されると待ってましたとばかり、すぐに購入を決めた。 ソロテントで出かけると、小さなテントの中にザックを放り込むのでは、なんとも窮屈な思いをすることになるし、雨が降れば降ったで炊事も小さな前室フライですることになり、なんとかならんかなぁ?と思っていたのだ。フライを別に持って行くか? と考えて、この製品の発売直前にモンベルのミニヘクサタープを購入したばかりだったのだが、これなら、オールウェザーブランケットがあれば、ごろ寝もOKと踏み切った。結局、ミニヘクサは、ソロのキャンプでまともに使った覚えがない……。
実際、ブランケットとシェラフカバーがあれば、快適に過ごせる。ただし、僕のメガミッドには、最新型が装備しているベンチレーターは無いので煮炊きでは、どうしてもかなり結露する。 まぁ、入り口のチャックに沿って一直線にベルクロが縫い付けられているので、この部分で換気調整すれば、なんとでもなるのだが。また、オプションのフロアシートの設定も当時は無かったため、接続用のループも存在しない。
270×270と大型なため、多人数(4人程度)でも寝られそうに思うかもしれないが、ウォールの傾斜がそれなりにキツイため、快適に使うなら二人が限度だと思う。
また、積雪時には、雪の重みに耐えられるだけのテンションをかけて設営することはほぼ不可能で、徐々に周囲から埋没し、居住スペースはより限られたものとなる。数時間毎の除雪は必要だった。また、地面が平面なら良いのだが、裾部分をペグダウンする構造のため、傾斜地だとどうしても歪んだ形での設営となる。トレッキングポールでも設営可能だが、付属するポールは4本繋ぎで最下段はラチェット式の長さ調整機構を持つ。
シェルターとして使い勝手がよい製品だが、グループ装備の荷物置き場として設営すれば、テントの居住スペースに余裕が生まれる。
ソロで使うには、少し大きいかなぁという印象だ。
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モンベル(mont-bell) モノポールシェルター
国産代表のものシェルターは、このモンベル製。モスキートネット付きベンチレーターなど僕の初期型メガミッドより、完成度はもちろん高い。
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