2006年11月2日木曜日

ランタン+ストーブが1パッケージ 便利だったプリムスIP-MBL

Img_1118  日本で企画されたらしいプリムスのランタンには、あんまり心惹かれないのですよねと、昨日書いた。その舌の根も乾かぬうちに、お気に入りもあるのですよねという話で、ごめん。
 お気に入りは、IP-MBLという、ランタンとストーブの2個1モデル。ランタンとストーブが分解されて収納されていて、使う時に組み立てるというスタイル。その当時、チッコイですよが売り物だったEPIのマイクロスーパーランタンオート(長い名前だ……)の収納ケースが右の緑のものだかImg_1119 ら、2個1で左のケースなら大した物だと飛びついた。総重量も334グラムと軽量な部類。当時ストーブ単体で100グラムはあったが、ランタンで100グラムなんて製品は影も形もなかったのだ。スノーピークの天も衝撃的だったなぁ。
 実際にこのMBL、使ってみると、ストーブの五徳は小さめながらソロのクッカーを使うには安定性もあり、十分なもの。2400カロリーという控えめな火力だが、きちんとした風防のお陰もあって風にも強い。ランタンの方は、60W~80W相当で光の回り方が上下を円盤で遮られているため気にImg_1120 なる部分はあるものの割れることのないメッシュホヤなど、機能を考えればナットクのいくものだった。
 ところが、キャンプに行く度、マントルが壊れるのですよね。まさに使い捨て状態。なんでだろう? と、あれこれイジッていると、原因がはっきりした。下の円盤とミキシングチューブ(空気とガスが通るパイプ)部分の接続がカシメているだけなので、分解した状態では、ガタガタと揺れる。結果的にホヤなどと接触してマントルが壊れるのです。
サイズの合うナットを捜してきて、留めればいいやと試して



Img_1124Img_1123_1 みたのだが、ナットをハメると、今度は組み立てるときにネジを切った部分の長さが足りなくなり、使えない……。ダメダメじゃん。
 どうしたものかと、考えあぐねていたある日、アウトドア用品店のストーブ売り場をのぞいてみた。件の展示品のMBLを見てみると、問題部分はキチンとナットで留められ、ミキシングチューブのネジ切りも延長されている。あららっ。改良されてるじゃないの……。
早速、イワタニプリムスさんに電話を入れ、状態を話すと、現品をお送りいただくか、パーツをお送りするので組み込んでいただきたImg_1125Img_1126いとのこと。数日のうちにパーツを送っていただき無事使えるようになった。信頼のおけるメーカーさんは大切にしたいものだ。
 中古で手に入れられる場合は、この部分をチェックしてみた方がいいかと思う。パーツが現在もあるかどうかは、わからないから。
 まぁ、ファミリーキャンプには必要の無いものなのだけど、どこかに潜り込ませておくと、万が一の場合に重宝します。



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