昨日大学時代の友人とスカイプでお話。ブログを見ていてくれる彼の率直な感想なのだろうけれど、「しばらく振りに読んだけど、本当に良く買ったなぁ……」思わず、私言葉を濁しましたが、氷山の一角なのですよねぇ、これでも……。全貌が見えるのはいつの日か?と思いつつ、スタートでございます。
初めていじったカメラは何かとあれこれ記憶の底をまさぐるのだが、正直言って機種名などは全く覚えてはいない。ラビットフィルムを入れるオモチャ然とした子供カメラだった記憶はあるのですけどね。
撮影対象はといえば、極々普通の少年ぽく貨物機関車。近所に貨物の専用線があったので飽きもせずパチパチ。モノクロとはいえ、子供の 小遣いではプリント代もままならず、尻つぼみの展開。次に使ったのは、というか壊したのは、親父のお下がり、レンジファインダー機、これもまたニコンやキヤノンなんて有名どころではなかったなぁ。嬉しくてレンズシャッターを何度かチャージしていたら、そのうち動かなくなり、大胆にも分解……。その後、組み立てられずの子供のお約束コース。
再度カメラに手を出したのは、中学生になってから、周りにカメラを持っている友人が数名いて、何の気なしに親父の一眼を持ち出しパチパチ。寺なんか撮っては、一人このアングルがなどと悦に入り、真夏のエアコンも無い部屋で自家現像焼付けして遊んだ。我が家にそのペンタックスSPがやって来て、初めて撮った写真が焼きあがってきた時には、お袋 のシワや髪の1本1本までピシリと映り子供心にスゲェと驚いたことを覚えている。
そんな思いでのあるペンタックスのSPが、いまだに手元にある。露出計を含めて健在。絞込み測光という一手間かかる測光方式なのだけど、それが幸いして、M42マウントのレンズは大概使える。機械式シャッターのお陰で、電子部品の寿命とも無縁。メンテナンスさえしてやれば、僕の寿命ぐらいは生きながらえてくれるのではないかと思う。一応、シャッター幕など、予備パーツは用意しているのだけれど、今のところ問題なし。気になるのは、露出計の針の動きに少しひっかかりを感じることがあること。あとは、ファインダーが暗いこと。昔はこれでもたいして問題を感じなかったのだけれど、同じM42マウントのフジ ST801に比べるとちょっと気になるかな。中古市場でも露出計を含めて程度のいいものはダイブ減ってきていると思うけれど、M42マウントのレンズを試したいなら、1台目としてお勧めの機種だと思う。
自分自身、今から買うならフォクトレンダーのベッサフレックスが気になるのだけれど、M42マウント実働3機種を抱える身としては実売価格3万円超! 明るいファインダーを覗くとクラッと来るのですけれどね。
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