スノーピークの製品は、かなーり良くできているなぁと思うのだけれど、思うほどには持ってはいない。なぜか? と考えるとアウトドア用品メーカーとしては後発だったこともあり、いいなとは思いつつ既に同種の製品を持っているか、あまりに作りが凝りすぎて自分のキャンプスタイルに合わないと判断したものが多いためだ。例えば、アイアングリルなどが筆頭ですなっ。
と言いつつ、ペグやHDポール、HDヘキサタープ、マルチスタンドや初期のフォールディングテーブル2種、キッチンフォールディングテーブル、ワッパーなどなど、ポイントとなる部分で大分お世話になっている信頼できるメーカーだ。愛犬用のチョーカーなどを見ると、アウトドアから離れた 部分としてもブランドとして成立しているのかなぁ?と少しばかり不思議な気分がする僕なのであります。愛犬用品として見た場合、凝った作りなのが一目でわかるできの良さ。まぁ、スノーピークにしても、モンベルにしても、優れたアウトドア製品を送り出すブランドとして世界に認められているわけで、アウトドアの一流ブランドといえば、海外物しかなかった時代から思うと凄いことだなぁと感じる。
ありゃりゃ、スノーピークの社史を見ると、1958年のヤマコウから、スタートかぁ。定かではない記憶に残るオートキャンプ用品以外の製品てアイゼンとダウンジャケットぐらい。SINCE1986ぐらいにしとけば、かなり実直なイメージなのだけどなぁ……。まぁ、そんなことはどうでもいいことなのですけどね。
今回紹介するコンパクトスモーカーは、目立たぬスノーピークのロングセラー。10年ほどはカタログに載っていたでしょうか? 細かなマイナーチェンジを繰り返し品質を向上させる努力を惜しまないスノーピーク製品としては珍しい存在ではないでしょうか? 今年のWEBカタログからは外れているのですけどね。
巨大なお弁当箱を思わせるこれは、取っ手を除いてオールステンレ ス。底部にアルミホイールを敷いて、スモークチップを載せる。しかる後に分煙板兼汁受けを置き、2段に食材を載せた網をセット(もちろん1段でも可)。蓋をして最初は強火、あとはゆるゆると弱火~中火で煙の出方を見ながら燻せば、燻製のできあがりとあいなる。
燻製には、冷燻、温燻、熱燻とあるのだけれど、熱を加える熱燻や、熱が入り気味の温燻が作れる。冷燻や温燻は、下準備に時間がかかるので、アウトドアで手早く燻製風味の食材を作るには、これで十分な機能。
熱燻は、フライパンにボールなど、火にかけられて煙を閉じ込められるものなら、なんでもチャレンジ可能。温燻なら、ダンボールや一斗缶でもできるしなぁ。そう考えると税込みで8190円というと高い買い物なのだけれど、燻製をするとその鍋は使い物にならなくなるし、汁受けがついていると、チップが濡れないなどのメリットもあるなどと言い訳を少々。持ってても損はしないかなぁというお道具でございます。次回予定は、スウエーデンで見つけたコンパクトスモーカーのお話でございます。
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