2006年9月7日木曜日

家庭用デジカメプリンターなら、昇華型のセルフィーがお勧め!

Img_0427 デジカメで撮影した画像を何でプリントするか? ポストカードサイズの昇華型プリンターから、A3サイズの写真画質インクジェットプリンターまで、あれこれ試した結果、出番が多いのは、キヤノンのセルフィーCP200だ。解像度、300×300dpi/256階調/色とスペックとしては低いのだが、プリントされた写真として見た場合のクォリティは高い。
 小型インクジェットは、解像度が高くてもどうしても一定の粒状感が出てしまうものだが、セルフィでプリントしたものは、デジタルな世界にあまり馴染みの無い人が見ても、滑らかな諧調のおかげか写真として容易に受け入れられる雰囲気がある。
今年の初め、喜寿を迎えた老父が有楽町の量販店に出かけ、店員に勧Img_0422 められるままにサンヨーのE6とヒューレッド・パッカードのPhotosmart325を購入して帰ってきた。Xacti DSC E6の購入価格は、税込み2万円を切っており、機能を考えればリーズナブルな選択かなとも思うのだが、1万2000円ほどで購入したと言うPhotosmart325のプリントアウトする写真を見て驚いた。解像度4800dpiもあるとは到底思えぬ粒状感。スペックを改めて見直すと3色機。それなら仕方がないかなぁとは思いつつ、自分では絶対にしない選択だよなぁと思う。たまに、父に頼まれ、このPhotosmart325でプリントするのだが、これなら、昇華型のプリンターの方が一見して綺麗に見えるのにと思う。先日、インクが切れ、買いに出かけてまたビックリ、以前にもHPのプリンターを使ったことがあったので、プリンターヘッドから交換するカートリッジの高額ぶりは知っていたのだが、税込み3200円超。1枚当りのプリント単価は用紙代込みで20円と聞いていたのだが、どう記憶を蘇らせても100枚もプリントした記憶が無い……。
粒状感があろうとも実際には高解像度かもしれないが、見た目の印刷品質が悪く高ランニングコストなPhotosmart325。思わず、カートリッジの購入を見送り、キヤノンの昇華型プリンター用L判108枚お買い得パック 2550円也を手に店を出た。



ヘッドごと交換するHPの方式は、たまにしかプリントしない家庭用インクジェットプリンターの場合、目詰まりなどのトラブルに巻き込まれることもなく、長い目でみればランニングコストの低減になると一般に言われているが、昇華型プリンタには、そもそも目詰まりする部分そのものが存在しない。機械的な故障以外、メンテナンスは完全にフリーだ。また、どんな写真をプリントしようが、印刷枚数は固定値である点もいきなりのインク切れに驚くこともなく使いやすいと思う。
 CP200は、2003年発売の旧製品ながら、基本的なスペックは現行品とほぼ同じ。現行品で1万2000円程度で販売されているCP720は液晶が付き、マルチメディアリーダーが内蔵され、接続ケーブルが本体巻き込み式になるなど使い勝手が大幅に向上しているし、上位機種のCP730になると、モバイル用のバッテリーが付属し、プリンター単体でもカラー調整ができるなどの機能が追加されている。
 我が家の場合、パソコンと接続して使うことが多いので今しばらくは、このCP200で十分かとも思う。いずれにせよ家庭でのL判デジカメ簡単プリントなら、昇華型プリンターがお勧めです。エンジン部分はアルプス電気が長年にわたって培った技術なので安心です。


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