2006年9月26日火曜日

持っていても幻になるクッカー スノーピーク ワッパーコンポ

Img_0689  先日来、仕事は一向にハカドラナイのだが、そんな時の常として、アウトドア系のページを眺めては現実逃避。そういえば、こんなのあったなぁと思い出したのが、スノーピークのワッパーコンポ。日本古来のお弁当箱である曲げわっぱのスタイルにヒントを得て作られたという小判型クッカーにチタン製のカトラリーセットと柄が回転して折れるシェラカップ、ガスボンベを安定して置けるように溝が切られたカッティングボードの4品をセットにして売られていた製品Img_0690 だ。クッカー内部に250のガスカートリッジと小型ストーブを収納でき、これ一つあれば食事ができるというなんとも便利なセットである。
 ページによっては、幻のクッカーとして紹介されていた。そんなページを読むまで、持っている僕自身その存在を忘れていたのだから、確かに幻だよなぁと一人納得してしまった。
 セットされている4品のうち、フィールドで使ったのはカトImg_0691 ラリーセットとカッティングボード。クッカーそのものと、シェラカップは未使用だ。なぜ? 便利そうなのにと思われる方もいるかもしれない。が、便利そうなその形がまずいけない。考えてみれば、ソロで使うストーブは、一点集中型が多い。焚き火で使うなら良いのだろうけど、熱ムラがどうしてもできる。シェラカップや小型のストーブは、中にいれずともどこかの隙間に押し込めれば、どうにでもなる。ザックの中で絶対的に動かせないある程度の大きさのものがあるよりも、移動できる数個の小物の方が、パッキングするときに融通が利くのですよ。クッカーの容量自体、一人で使うには、ちょっと大きいしね。
 そして、ハンドルの折れるシェラカップは返しの部分が無くなんとも持ちづらく、ハンドル自体がグラつく感覚がなんだか好きになれなかったのだ。じゃぁ、なんで買ったの?と聞かれると困るのだが、やはり便利そうだったから……。
 というわけで、米国バックパッカー誌のエディターズ・チョイス・アワードを受賞したワッパーコンポなのだけど、お蔵入り状態となっている。生産自体も打ち切られたよう。やはり、人気が無かったということなのでしょうか? ワッパー以外のカトラリー、カッティングボード、ワッパーカップは、現在も販売中。つまりは、やっぱりそういうことなのか?



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