2006年9月28日木曜日

カメラ修理の僕にとっての必需品! ハンドグリップ

Img_0696 写真を撮るのが好きです。切り取られ、レンズを通して初めてわかる不思議な雰囲気とでも言うのでしょうか。同じカメラ、同じフィルム、同じモチーフでも撮り手が違えば全く違った写真ができあがってくる。レンズやフィルムが違えばもっと違ったものになるわけで、そんなところも好きなのですよね。まぁ、それを意図的にコントロールできるのがプロの世界。僕の場合は気に入る写真が撮れてもあくまで偶然の産物なのが痛いところ。
そしてそれと同じぐらいにカメラをいじるのも好きです。手Img_0697 に持った時の重量感と感触。カチカチとクリックする操作感。シャッターを押した時のシャッター音。これまた機種毎に違った味わい。古いカメラなら、その固体毎にも違ったりするから、さぁ大変! ということにもなる。
 デジタルのカメラもいいのだけれど、操作感ということになるとプロ仕様の高級機でもなければ、そんな感触は到底味わうべくもない。その結果が、古いオンボロカメラと永いお付き合いということ。
 古いカメラと付き合うには、自分である程度のメンテナンスができないと辛い。というのもファインダーの清掃やモルトの張替え、レンズのグリースアップなど、リペアショップにお願いしていたのでは、出費がかさむ。元々分解するのも好きなので、気が付けばカメラ修理の道具も増えてしまった。
 ここでようやく今日の一品。ベルトレンチ(ストラップレンチとも呼びます)です。カメラの銅鏡部やシャッターボタン周りなど、意外に多いキャップ状、リング状パーツの取り外し。この手のパーツを傷を付けずに取り外すために、真鍮ハンドプライヤーというツールがあるのだけれど、径に合わせて1サイズに1枚必要。1枚単価2000円以上するので、すぐに2万円ぐらいにはなってしまう。その点、コイツなら、直径6ミリ程度から、180ミリまで自在に扱えるのが魅力。ベルト部分がワイヤー入りの薄手のゴム系素材でできていて丈夫でしなやか。隙間にスッと入れてグイッと回すことができるのだ。
 少しよれってきているので新しいのが欲しいのだけれど、同じものはどこを探しても見当たらない。在ったとしても、もっと頑丈でベルト幅も厚みも太いものばかり。カメラの修理にはゴッツイのですよ。手ごろなものを発見し次第またご報告しますね。


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