2006年9月22日金曜日

快適便利の代名詞 食器洗い乾燥機 意外に語られない排気の臭さ

Img_0257  昨夜、深夜の空腹に耐えかねて階下のキッチンへと向かったところ、なにやら異臭が……。以前から、たまーに嗅いだような気分の悪くなる香り。発生元は、システムキッチンに組み込んだ自動食器洗浄乾燥機。食洗機であった。
 長男、次男の帰宅が遅いため、食事を済ませた後、深夜黙々と食洗機が働き続けるのだが、その排気が匂うのだ。取り付けた製品は、クリナップのプルオープン食器洗い乾燥機除菌ミストタイプ(ブラック) CWPM-45D。ナショナルの除菌ミスト搭載食洗機NP-P45V2PKのOEMだ。汚れ落ちは、さっと水で流した後、食器の重なり具合にさえ注意すれば、満足のいくもの。食洗器としての機能に文句の付けようは無い。大家族ゆえ、できればもう少し容量の大きなものを付けておけば良かったかな?という程度。でも、なんでこんなに嫌な臭いがするのかな? としばし考えた結果、当たり前のことに気が付いた。
 そうです。食洗器は、60度~70度という高温で洗浄、すすぎをするのだけれど、その際に洗剤成分を含んだ排気が生まれるのですよね。なおかつ、この機種は洗浄成分を含んだ除菌ミスト(霧ですよねぇ)を従来の2倍も発生するというのだから凄いですねぇ!
 また、乾燥時もすすぎをキチンとしてくれているとはいえ、洗剤の香りは残っているわけで、コレを強制的に熱して乾燥させる。結果、あの好ましく無い臭いが生まれるというわけ。試しに洗剤入れずに作動させたら、水道水を沸かすときに嗅いだ記憶のあるカルキ臭。ということはですねぇ、洗剤臭とカルキ臭の集合体があの臭いの元だったのですねぇ。深夜の2時過ぎに何をやっているのだ? 私。
 使用している洗剤は、キュキュットの食洗機用。漂白剤とかいろいろ入ってるなぁ……。これが水蒸気と一緒に排出されているとなると、チョットやばくない? キッチンと居室が近い住環境だったら、毎日その排気を吸い込むのだ。ネットでその辺のデータを探してみたのだが、なかなか見当たらない。掃除機の排気についての記述は驚くほど多いのになぁ。チナミにシャープは、排気を庫内に循環させて乾燥させる特許技術を70年台に取得しているなんてことはわかった。
(゚д゚)(。_。)(゚д゚)(。_。) ウンウン
家内は、鼻炎でほぼ鼻が利かないせいか、気にならない様子。いまさら、食洗機を買い換える訳にもいかないし、合成成分や界面活性剤を含まない洗剤探しから始めないと、なんだか落ち着かない気分である。



9月22日追記:排気の件が、どうにも気になるのでナショナルのお客様センターに電話してお話を聞いてみた。基本的に洗剤成分は十分すすがれて乾燥行程に入るので、乾燥時に排気される蒸気は安全だという。また、除菌ミスト時は、少量のお湯で洗剤を溶かし濃縮された洗浄ミストを作るので、少量ながら洗剤成分は排気される。しかし、もともとの洗剤が皮膚に付着しても安全なように作られているのでこちらも問題無しとのこと。どうしても臭いが気になるようであれば、換気を十分していただいて対処して欲しいといった内容の回答をいただいた。やはり、洗剤選びと換気に頼るしかなさそうですなぁ。


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