ケルヒャーといえば、ドイツでは掃除をすることを「ケルヒャーする」というらしい。どこまで本当かはわからないが、インターネットでケルヒャー製品を扱うサイトにはそう書かれている。確かにそのラインナップを見ると一般的な家庭内の掃除機から、庭用、より大きな公園用、スチームクリーナー、高圧洗浄機などなど、小から大まで日本人にはあまり馴染みのない掃除道具が揃えられている。
スチームクリーナーを使ってみた感想は、油を伴う汚れ には驚く効果を発揮してくれた。まぁ、それにしてもTVショッピング程の性能は期待しても無理なのは、周知の事実だろう。
クルマの掃除や家屋の屋外掃除に威力を発揮してくれそうだと思って購入したのが高圧洗浄機のK520M プラスだ。
消費電力 1400W
吐出圧力 2~8MPa
吐出水量 370L/h
という性能で、自分なりに手の届く範囲の価格帯で最上位の機種を選んだつもり。ケルヒャー社がラインナップしている家庭用電動の高圧洗浄機の中では、吐出圧力 8MPaは最高性能になる。
さて実際の使い心地なのだけれど、洗車に関しては、ホイール、ボディともにほぼ満足のいくもの。吐出圧力を変えられるバリオスプレーランスというノズルをつけ、バケツに洗剤を投入して最低圧力でまず洗剤散布。次に圧を最高に上げて汚れを吹き飛ばす。固着したチップは、手作業で落とすことになるが、ほぼ水洗いだけでかなり綺麗になる(ボディはグラスコート処理済み)。初めて使った時ボディを拭き上げるとタオルがほとんど汚れないのには驚かされた。ホイールの汚れも見る見る綺麗になる様は、使っていて気持ちがいい。市販のホイールクリーナーを事前に吹き付けておけば、より効果が上がる。
問題は、外壁。新築後半年の建物なのでそれほど惨い水垢は付いていない。建物本体は、雨が降れば自然に汚れが落ちるナノ親水のサンディングなので汚れることはないのだが、玄関周りのアプローチはただのガン吹きにしたため、埃が雨で流れた跡がゼブラ模様に付き始めている。これをケルヒャーで落とせると安直に思っていたのだが、標準装備のサイクロンジェットノズル(最高圧のジェット水流がでるという話)では結果はNG。
仕事の合間の気分転換では到底終わりそうになかったので、先送りの課題となった。
M520PLUSでさえ落ちないのだから、これより圧力が出ない機種ではもちろん無理だと思う。オプションを購入して再チャレンジしてみようと思うが、これで落ちなければ、また散財ですなっ。C= (-。- ) フゥー
ちなみに、高圧洗浄機という商品。かなりの騒音を発生します。以前ジョイフル本田で見たリョービ製の音たるやまさしく爆音。手ごろな価格が魅力だったけれど使えないと諦めた。K520M プラスは、それよりも五月蝿くはないけれど、秋の好天の休日に作動させると、近所のマンションの窓がピシャッ、ピシャッと閉まる音が聞こえてくる。住宅街で小心者が使うのはなかなか勇気が要る代物。同じケルヒャー社製でも、K210など小型なものは、ポンプ自体も小さくなるのでより高回転でポンプを作動させなければならないため、より作動音は大きい。また、モーターも一般的なブラシモーターを使っているから、発熱が大きく連続作動可能時間も短い。大物を洗うつもりなら、大型なタイプをおすすめする。
外壁再チャレンジについては、またご報告しますね。
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