2006年7月31日月曜日

キャンプ用ガスカートリッジ充填のルーツは、この辺りにあり

Img_0211_1 その昔、NIFTYにFCAMPというキャンプ好きの集まるフォーラムがあった。インターネットが普及する前の文字だけのコミュニケーション。そこで知り合いになったTさん(本人に勝手に書いているのでイニシャル。知ってる人はすぐわかる人)が、充填アダプターなるものを持っていた。要は、空になったキャンプ用火器のガスカートリッジにカセットコンロの格安カートリッジのガスだけ移してしまおうという品物。当時はそんなものどこにも売っていなくて、もちろん彼(年上なので彼でいいのか?と思いつつ、ゴメン)の自作品。
こんな便利なものなんで掲示板に書かないの?と聞くと、「器具について何の知識も持っていない人が使うと、錆びたカートリッジに充填したりすると危ないからねぇ。ある程度知識を身につけた人が使わないと危ないと思って」と、もっともな話を聞いた。で、自作してみた。
その頃、イワタニプリムスから、イワタニプリムス製チャッカマンのガスマッチや記念ランタンにガスを注入するアダプタが売られており、それを使ってあれやこれやの試行錯誤。気圧差でガスを移動させるので、チューブを使って分離式にすれば、片方を水で冷やせるぞなどと工夫した。そうして作ったもののなかで残ったものが、写真のもの。
OFFキャンプにでかけると、技術の先生をしていたKさんが、自由に旋盤を駆使して格好いいアダプタを作っていてうらやましかった。
10日間ほどの長期キャンプに出かけた際は、ホームセンターでカセットガスを買い足せば良く、重宝したのだけど、充填にはそれなりの時間が取られるので、本数をこなそうとすると、ちょっと面倒。
何年か前から、充填アダプターを売るメーカーも現れ、ヤフオクでも、アイデア溢れる製品を目にするけど、安全という視点がどのあたりにあるのか興味がある。
右にあるのは、15年ほど前に韓国に行った際、購入したカセットガスでキャンプ用のランタンやストーブを使えるようにするアダプター。日本でもたまに売られているのを見かけます。日本には、ガス器具は、製造されたメーカーが供給したガスカートリッジを使用するという石油液化ガス法があるので、万が一の事故の時には、保障が受けられないのですけどね。



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