母の具合がどうにも思わしくなく、病院への送り迎えのため福祉車両を探していた。そんな中、見つかったのがこのマーチ12Cアンシャンテ。
探し始めた当初、トヨタ系ディーラーに出掛けたところ、あまりの価格の高 さにビックリ仰天。何しろベース車両に50万円~プラス。車種自体に魅力を感じての購入ならともかく、病院への送迎程度にしか使わないクルマに出す金額と考えると家中の財布の紐も固くなる。
それでは中古でと、カーセンサーネットやグーネットで探した結果。走行距離100キロ程度の新古車を数台発見。早速問い合わせた中で売れ残っていたのがこれだったわけです。
「中古車市場に元々玉数が少ないのですぐ売れてしまうんですよ」という のが中古車業者の弁。
向かった展示場での第一印象は、スゴイ色(笑)。17年式未登録車なのだが、現行ラインからは外れたキューウィーグリーン。
でもキセノン付いてるし、キーレスエントリーだし、走行距離百キロ台前半で105万円はバーゲンブライス!グラッと揺れた気持ちを押し戻すものは無かった。確かにマーチなら、余力のある14や15がいいだろうし、CVTは変速ショックや燃費の面でも有利なんですけどね。でも、お安いんですよ。大将!
先日納車されたマーチのなのだが。コンパクトカーらしくキビキビ走るし、アクセルワークに多少気を使ってあげれば、変速ショックもさほど気にな らない。でも燃費がねぇ。
何も気にせず、それなりに走り込むと9キロ台前半。スゴーク気を使ったエコランで11キロ台後半なんですわ。いずれも市街地。
イマイチ燃費が伸びない理由は多分福祉車両だから。車検証によれば、ベース車両に100キロ増。回転スライドシートと車椅子吊り上げ装置。助手席の回転操作は、付属のリモコンとドアに設置されたスイッチ。シートのリクライニングとスライドも電動で、スイッチは、シート下部と運転席側の2箇所に配置され、介助者の操作のしやすさも考慮されている。車椅子吊り上げリフトは、吊り上げ荷重30キロまで。家で使っている車椅子は、チタン製の8キロ台のもの。女性でも軽々と持ち上げられるので、リフトはいらないなぁと思うのだが、リフトが装備されていないと、福祉車両として認められず課税対象になるという。なんだか、現実の使用状況と乖離した話しだなぁと思う。
結局、100キロ増加ということは、一人乗車でも常に3人乗車の状態。燃費にも影響が出ようというものだ。
仕方が無いので全く使わない車椅子クレーンは、暇を見つけて取り外そうと思っている。
回転スライドはこんな感じ。
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