キャンプを始めた小学生の頃。我が家にあったのは、灯油のハリケーンランプ。当時のキャンプ場の夜はとても暗く、トイレに行くには絶対に懐中電灯は手放せないものだった。あるキャンプ場で出会ったそれは、ある意味事件だった。暗闇を突き破る明るさで、直接見ると目が眩んだ。何年か経ってキャンピングガスのランタンが我が家にやってきた。親父はずいぶん無理をして張込んだのだろうけれど、これじゃないんだよなぁ……と子供心に思ったものだ。
記憶に残る、それがコールマンのランタンだったことを知るのは、ずいぶん後のことだった。
95年頃、記憶に残っていたそれが復刻された。コールマン200B。スチールケースに入ったそれは、子供の頃のイメージそのまま。手に入れて点火してみると、思ったよりも明るくないのですよ。うむむっ。
やっぱり、既にコールマンの明るさに慣れてしまったのかなぁとも思ったのだけど、データを調べてみると、200Bは190キャンドルパワー、かつて見たオリジナルの200Aは、どうやら300キャンドルパワーあるらしい。
こりゃぁ、残念というわけで。燃焼系をちといじりました。結果、200B用マントルをつけると、調整しないと炎が噴出します。635用のマントルを付けるとちょうど良い感じ。まともに直視できません! これなんだよなぁ、子供の時に見たコールマンは……。
問題は、燃焼が安定するまで時間がかかり、慣れないと着火しづらくなってしまったこと。ついでに燃焼時間が半分ぐらいになってしまったことでしょうか。
まぁ、個人的には大変満足しております。
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