2006年7月30日日曜日

トランギアのストームクッカー ガスストーブ仕様 自作できそうな造りだけどね

Img_0118_1 本日は、なんだか仕事に手が着かず、20個ほど残っている未開封の引越しダンボール箱の開封。出てくる道具をついついチェックしてしまうものだから、時間がどんどん過ぎていく。本日、引っ張り出したのがトランギアのストームクッカー。先日、紹介したマルキルのストーミーというクライマー向けクッキングシステムの親玉的な存在。
日本国内で発売されているものには、アルコールを燃料とするストーブTR-B25が付属し、強風時でも風の影響を受けにくく軽量で燃費を節約するクッキングシステムとして根強い人気を保っている。
僕が持っているストームクッカーは、EPI製の分離型ストーブをオプションとして加えたもの。アルコールストーブ仕様でも、クッキングシステムとしImg_0119_1 て考えれば、総重量、消費、燃料の少なさなど、一般のキャンプストーブと比較して  も数多くのメリットがある。だが、ガス仕様となると分離型であることもあいまって、手軽に火力の調整や寒冷時にタンクを暖めるといった使い方もでき、使い方の幅はより広がってくれる。禁じ手ではあるが、厳冬期の雪中遊びでは、タンクをひっくり返して生ガスを供給するなんてこともできて便利であった(良い子は危険なので真似しないように)。
分離型ガスストーブ単体の重さは、225g。TR-B25が110gだから、単純に重さは倍。システム全体では115gの重量増となる計算だ。
もちろんこれに燃料の重さが加わる訳だから、軽さではアルコール式のImg_0166_1 TR-B25のシステムが断然有利だ。
ストームクッカーに付くEPI製ストーブは、その形状と色から日本でも発売されていたアルパインストーブに真鍮製とブリキ製のアタッチメント取り付けたもの  と推測される。やる気さえあれば、自作するのも簡単だと思う。
実際、自宅にあるアルパインストーブを分解して組み込んで見たのだがジェットノズルが細いだけ(アルパインストーブの方が高火力)で、その他は全く同一のパーツが組み込まれていた。
野遊び道具だけに何分で沸騰?というテストはしたことがなかったのだが、外気温27度、無風の状態で1リットルの水が7分で完全沸騰。500CCの場合は、2分45秒ほどだった。日本で売られているストームクッカーにも、分離型ストーブのガスホースを通す穴が開いている。台座になる部分(バーナーをはめ込む部分)のサイドにある大きめの丸穴がそれだ。
ちなみに、キャンプクッキングシステムの新星ジェットボイルは、500CCで2分 30秒とのこと。ガスの消費料も少ないようだし、熱効率の上では、あちらに軍配かなぁ。


 



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