2006年7月30日日曜日

最小限の明かりを確保する キャンドルランタン

Img_0057_1 知床の海岸線を伝い歩いて岬の突端まで歩いた。相泊からの旅は、熊に怯え、断崖を干潮をまって越え、保護活動が活発に行われている今となっては、成し得ない小トリップであった。十数年前の話である。その頃徒歩旅で愛用していたのがUCO社製のアルピニストランタンブラス製だ。
何の変哲もないデザインなのだがキャンドルを上手に利用する知恵がきちんと生かされている便利な道具だ。キャンドルが減るのに合わせて、下バネがキャンドルを押し上げる構造は、ロウを無駄なく使う工夫。1本のキャンドルで9時間燃焼する。Img_0059_1より軽量なアルミ製もあるのだけれど、耐久性と使いこんだ時の風合いを重視して道具好きの私は、ブラス製にしたわけだ。Img_0061_1
オプションもサイドリフレクターやトップリフレクターが用意されいたのだが、どこに仕舞いこんだのか見当たらない。発見しだい追記したいと思う。
もう一つ似たようなデザインのランタンは、イワタニプリムスが発売したガス充填式のもの。コンロのガスから充填できれば便利かも!!と手に入れた訳だが、ずっしりと重い上、自己の発熱でボディが加熱されてくると炎が大きくなり一定の明るさを維持するのは 難しい。結果としてアウトドアで使われる機会はなくなり、せいぜいオートキャンプでのムードランプ(当時はまだ若かったのでムードにも興味があったんだよなぁ)として使う程度。メーカーでも当の昔に廃盤となっている。Img_0062_1
ノーザンライトのケロシンタイプ(未開封のダンボール箱のどこかにあるはず)やアルピニストランタンが現在もほぼ同じ形で製造されているのを見ると、その完成度の高さも理解できるというものだ。次々にモデルチェンジする国内製品に比べて、海外製品は、息の長いものが多いなぁと感心するものが多い。
トランギアのストームクッカーや、シェラストーブもまだ売っているものなぁ。



 



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