2006年7月31日月曜日

デザイン秀逸! 写りもGOOD! 隠れた名作 ミノルタ ミノルチナP

Img_0326  「カメラのことを書くんだもんね」と思ったものの。整理をし始めて、これはこれで大変な作業だぞっと気が付いてしまった。僕なのでありました。
 大したカメラは無いのだけれど、結構な数があるのですよ。例えば、ミノルタのハイマチックシリーズ、例えば、ヤシカのエレクトロシリーズ、リコーのFF1とか、チノンのベラミ、オリンパスのペンシリーズだのと、ついつい集めてしまったものだから、相当数あるのですよねぇ。相当数とアバウトに書くのも、自分自身、実態が把握できてないからなのですけどね。
 気が付いたとき、持ち出して写したときにこそっと紹介するのが筋かなぁ? などとも思うわけです。
Img_0330  触りに、先日ご紹介したミノルタ ハイマチックCの先代ともいえるミノルチナをご紹介します。家にあるのは、ミノルチナP。発売当時、人気が無かったようで、中古市場でもあまり見かけることは少ないと思う。でも、これもオススメカメラです。3点クリック式ゾーンフォーカスのお手軽カメラの癖に恐ろしくクリアでコントラストのハッキリとした写真が撮れるところが凄い。シルバーボディも存在あるのですが、ブラックを見ると、よりシャープさが強調されて、素直に綺麗なデザインだと感心する。しかも手に持ったときのバランスもいい。
 セレン式の露出計のため、今となっては露出はあまりあてにならないのだけれど、ネガフィルムで撮っている分には、概ね適正露出内に入る。いつまで使えるのかなぁ? と思いつつ、ついデジタルで撮る機会が増え、やはり出番が減る一方なのですよねぇ。


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スパスパ切れて 激安 磨ぎも簡単! 良いこと尽くめの間切包丁

Img_0317 ランスキーのシャープナーはお手軽で良いけれど、包丁はやっぱり砥石だと思うと先日書いた。で、家庭用包丁の話。
 以前も今も、我が家の包丁は、ステンレスが多い。刀身から柄までオールステンレスの一体構造で作られたグローバルの包丁など、持ったときのバランスも良くなるほどなぁと納得の一品。鋼材が硬いから、なかなか切れ味も落ちてこない。しかし、いざ素人研ぎしてみようと思うと、これがなかなか手軽というわけにはいかない。
鋼材が硬いため、それなりの経験が必要になるのだ。
ところが、家人にすこぶる評判が悪いのだが、切れ味も良く、研ぎも楽なのが間切包丁と呼ばれる写真の品だ。
北海道の羅臼の漁港でふらふらしていたら、漁師のおじさんが魚を捌いていた。その手に握られていたのが、使い込まれた間切だった。研ぎ込まれて小さくなったその包丁は、なんとも使いやすそう。どこで売っているのか聞いて飛び込んだのは、漁港近くの荒物屋。記憶はあやふやだが、1000円しなかったと思う。
 使ってみて思うのは、なんでも吸い付くように刃が入り、良く切れる。刺身などを引いても、油に負けずにスイスイ切れる。まぁ、時折ぬれ雑巾で刃をぬぐってやる必要がある。いつだったか、友人たちと集まったキャンプで、大量の魚をおろしたのだが、他の包丁が切れなくなる中、この間切の切れ味は落ちることがなかった。
 普通の家庭で使う刃物の鋼材は、腰がありつつ柔らかいもので十分だなぁとその時思った。切れ味が落ちたら直ぐ研げば良い。そういう発想が正しいのだと思う。
 多くの家庭から砥石が消え、包丁磨ぎの職人も減りつつある今だからこそ。和包丁も含め、もう一度見直してみたい道具だと思う。ちなみに家人に評判が悪い理由は、切れすぎるから……。なんとも本末顛倒な話である。



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キャンプでドリップ! ジョジョビジョバ カリタ カントリー

Img_0291_1 早朝のキャンプでコーヒー。コレ、キャンパーにとって一つのお約束的な行動なのです。でも、インスタントじゃぁ、物足りないし、パーコレータでは、イマイチ美味しく淹れられなかったので、たどり着いたのがこのカリタのカントリー。コーヒーポットの上に貯湯容器とドリッーパーを乗せる簡単な構造。コーヒーの粉とペーパーにセットしたら、沸騰したお湯を貯湯容器に注ぐ。で、放っておくと、ドリップコーヒーが出来上がるという手軽さ。貯湯容器なので、ヤカンではなく鍋で湯を沸かしてもOK。アルミという軽量さで便利に使っております。
貯湯容器の底には、小さな穴が空いていて、そこからジョジョビジョバとお湯が滴り落ちるという按配。事前に、お湯をドリッパーに注いで蒸らしておくと、より香りが引き立ちます。











Img_0293_1 ユニフレームのコーヒーバネットや、スノーピークのフォールディング・コーヒードリッパーも少人数なら良いのだけれど、5人分、6人分のコーヒーを落とすとなると、つきっきりで居ないといけないし、ヤカンとポットも必要になるので、これを持っていく方が楽なのです。アルミ製のカントリーは、生産終了しているけれど、ステンレス製でハンドルが折りたためて、より収納しやすくなったニューカントリーが現在発売中。興味のある方はどーぞ。





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キャンプ用ガスカートリッジ充填のルーツは、この辺りにあり

Img_0211_1 その昔、NIFTYにFCAMPというキャンプ好きの集まるフォーラムがあった。インターネットが普及する前の文字だけのコミュニケーション。そこで知り合いになったTさん(本人に勝手に書いているのでイニシャル。知ってる人はすぐわかる人)が、充填アダプターなるものを持っていた。要は、空になったキャンプ用火器のガスカートリッジにカセットコンロの格安カートリッジのガスだけ移してしまおうという品物。当時はそんなものどこにも売っていなくて、もちろん彼(年上なので彼でいいのか?と思いつつ、ゴメン)の自作品。
こんな便利なものなんで掲示板に書かないの?と聞くと、「器具について何の知識も持っていない人が使うと、錆びたカートリッジに充填したりすると危ないからねぇ。ある程度知識を身につけた人が使わないと危ないと思って」と、もっともな話を聞いた。で、自作してみた。
その頃、イワタニプリムスから、イワタニプリムス製チャッカマンのガスマッチや記念ランタンにガスを注入するアダプタが売られており、それを使ってあれやこれやの試行錯誤。気圧差でガスを移動させるので、チューブを使って分離式にすれば、片方を水で冷やせるぞなどと工夫した。そうして作ったもののなかで残ったものが、写真のもの。
OFFキャンプにでかけると、技術の先生をしていたKさんが、自由に旋盤を駆使して格好いいアダプタを作っていてうらやましかった。
10日間ほどの長期キャンプに出かけた際は、ホームセンターでカセットガスを買い足せば良く、重宝したのだけど、充填にはそれなりの時間が取られるので、本数をこなそうとすると、ちょっと面倒。
何年か前から、充填アダプターを売るメーカーも現れ、ヤフオクでも、アイデア溢れる製品を目にするけど、安全という視点がどのあたりにあるのか興味がある。
右にあるのは、15年ほど前に韓国に行った際、購入したカセットガスでキャンプ用のランタンやストーブを使えるようにするアダプター。日本でもたまに売られているのを見かけます。日本には、ガス器具は、製造されたメーカーが供給したガスカートリッジを使用するという石油液化ガス法があるので、万が一の事故の時には、保障が受けられないのですけどね。



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2006年7月30日日曜日

1年半も放置していたブログなので

沢山アクセスいただいても、1日当たりのアクセス数に小数点が付いてしまう。なんともやるせない状態。



耐え切れず、新しいブログにお引越し。結果は、写真が全部リンク切れ。復旧に2日……。



なんともシンドイ作業でございました。これからもよろしゅうに。



ポンと飛び出るレンズが魅力! ミノルタ ハイマチックC

Img_0312_1 引越しの荷物整理のつもりで始めたブログなのだけど、一向に段ボールの数が減る気配は無い。なぜなら、一つ引っ張り出しては、「ああっ、あれ在ったよなぁ」と次の箱を開いては引っ張り出しの連続だから……。それに気付いた家内一同に、「汚してるだけなんじゃないの?」と注意を受けた。その通りなんですけどね。
と、いうことで、しばらくネタはカメラ系にしときます。引っ張り出しやすいもので……。
 先頃、コニカと合併したと思ったら、SONYさんとこへ、カメラ部門をお嫁に出したミノルタのHI-MATIC Cでございます。
 シャッター速度は、1/30と1/250の2速。速度優先EE付き。絞りの数値Img_0315_2 は、ファインダー内数値を針で差す方式。薄い蛍光グリーンのボタンを押すと銅鏡が ポンッという音とともに8ミリほど飛び出します。もちろんバネ仕掛けで! 距離計は無く、「人、人々、山」のマークに合わせる式。いわゆる目測式ですなっ。シャッター速度は、「太陽、雲」マークで上記の2速度を設定する。
このカメラのどこがいいの? と聞かれると、ちと困るのだけど、このサイズで少しでも厚みを減らそうとする沈胴式を採用している辺りが道具好きのツボです。 ポンと音がして銅鏡が飛び出すと、大抵笑います。で、写った写真を後で上げると、その写りの良さに驚きます。
最新のカメラと比べると、逆光時とか、ちょっと癖をわかって使ってあげなImg_0316_2 いといけないのも可愛いところですね。
ちなみにこのHI-MATIC C、露出計不動のものをもう1台持っているのですが、直そうと思いつつ、ついつい放置して早や5年。可愛そうな気がする今日こ の頃であります。


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子供の頃の鮮烈な明るさの記憶を実現! でも 燃費は半減 コールマン200B

Img_0306_1_1 キャンプを始めた小学生の頃。我が家にあったのは、灯油のハリケーンランプ。当時のキャンプ場の夜はとても暗く、トイレに行くには絶対に懐中電灯は手放せないものだった。あるキャンプ場で出会ったそれは、ある意味事件だった。暗闇を突き破る明るさで、直接見ると目が眩んだ。何年か経ってキャンピングガスのランタンが我が家にやってきた。親父はずいぶん無理をして張込んだのだろうけれど、これじゃないんだよなぁ……と子供心に思ったものだ。
記憶に残る、それがコールマンのランタンだったことを知るのは、ずいぶん後のことだった。
95年頃、記憶に残っていたそれが復刻された。コールマン200B。スチールケースに入ったそれは、子供の頃のイメージそのまま。手に入れて点火してみると、思ったよりも明るくないのですよ。うむむっ。
やっぱり、既にコールマンの明るさに慣れてしまったのかなぁとも思ったのだけど、データを調べてみると、200Bは190キャンドルパワー、かつて見たオリジナルの200Aは、どうやら300キャンドルパワーあるらしい。
 こりゃぁ、残念というわけで。燃焼系をちといじりました。結果、200B用マントルをつけると、調整しないと炎が噴出します。635用のマントルを付けるとちょうど良い感じ。まともに直視できません! これなんだよなぁ、子供の時に見たコールマンは……。
問題は、燃焼が安定するまで時間がかかり、慣れないと着火しづらくなってしまったこと。ついでに燃焼時間が半分ぐらいになってしまったことでしょうか。
まぁ、個人的には大変満足しております。



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暑~い夏には、エスプレッソマシンでアイスコーヒー 旨ぁぁ。

Img_0304_1 クーッ。アツイィ。とんでもなく雨が降ると思ったら、いきなりの夏日! この暑さ堪りません。ということで、冷た~いアイスコーヒーを飲みたくなった。そんなときにもエスプレッソ・マシンですよ。
ボイラー暖めて、蒸気をブシュシュってことで、エスプレッソに夏は似合わないと思いがちだけど、アイスコーヒーを作るにもかな~り役立ったりしてくれるのです。
まず、マグカップに氷を沢山、そしてエスプレッソマシンでガガガガガッとコーヒーを抽出。で、完成!
こんな使い方には、粉で淹れるのではなく、POD式が便利。水を入れる、スイッチを入れる、PODをセット、抽出の4ステップで美味しいアイスコーヒーが飲めるのであった。元々アイスコーヒー用の粉は、深炒りが基本、そういった意味でもイタリアンなエスプレッソは、ビタッと合っているわけで、わざわざアイスコーヒー用の粉を買い求めることなく、思い立ったら飲めるのもいいのです。これまたオススメござる。


 



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月額980円の有線放送と考えれば、意外にイケてる モバHO! 東芝MTV-S10

Img_0509_1_1 自宅で仕事をしているので、いつも音楽は流しっぱなしのことが多い。そんなときiTUNEのPodcastやラジオは、やっぱり便利だし、溜め込んだMP3を連続再生してもいいのだけれど、ライブラリを作るのもちょびっと面倒。ナレーションもDJの語りも要らず、ただひたすら、好きなジャンルの音楽を流しっぱなしにしたい。そんな気持ちに、これっていう理想的環境はなかなかなかった。
 以前、自宅に有線放送入れるかな? とも思ったのだけど、音楽だけで加入金3万円、月額6000円の出費はあまりにも痛い。マニアックに聞きたいわけでもないので440チャンネルという途方も無いチャンネル数は、個人ではもてあます気もした。
Img_0512_1 で、今のお気に入りは、モバHO!です。加入料2500円、月額980円~で音楽聞き浸り生活が楽しめるのです。
本当は、映像も楽しめるモバHO!なのだけど、僕にとっては魅力的なコンテンツが少なかった。結局音楽のみで契約。
使用機種は、東芝のMTV-S10。これまた生産終了モデルなのだけど、SDカードに録画や録音もできる(MPEG2-TSというストリーミング形式のファイルなので、残念ながら、そのままPCで再生というわけにはいかない)。音質はと言えば、ネットラジオとは、大分違って高音質。まぁ、少なくとも流しっぱなしで聞くには十分以上だと僕は思う。
モバHO!で放送されている音声チャンネルは、現在37チャンネル、うちImg_0513_1 音楽専用チャンネルは30チャンネル。子供の歌から、HMV、クラシック、レェゲ、演歌まで。僕は、JAZZか、フォーク大全集がメイン。月額980円~の有線放送なかなか良いです。
問題は、放送本体のモバHO!が苦戦していること。HNK以外は無料で 見ら れるワンセグ放送も始まってしまったし、認知度も低いし、映像系機器としてはますます辛い立場に……。サービス終了してしまわないことを切に願う。無料のFM放送が、なんだかAM放送とたいして違わない内容になってしまっているだけにコンテンツが充実すれば、とても使い勝手のいい道具だと思うのだけどねぇ。


 



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全自動INAXサティス 快適だけど、TOTO新型発売でトイレ選びは悩ましい

Img_0260_1 MP3が聴けるシャワートイレ、INAXのサティスの話を先日書いた。便蓋の上げ下げから、排泄後の洗浄、蓋閉めまで全自動で行うサティスの使い心地は、かなり良い。
水溜タンクが要らない水道直結タイプだから、便器のサイズも小さく階段下や小さな空間しか取れなかった2階のトイレでも窮屈さを感じないのは嬉しいポイント。プラズマクラスターの除菌イオンで、匂いを抑え除菌もできるのはポイントが高い。
清掃のしやすさも考えられていて、便座を電動で上げることができ、気が付いたときに気軽に掃除できるのも具合がいい。便座裏側に便座パーツの組み合わせ部分が出ていないのも汚れが溝に入らず使いやすい。
購入時にTOTO製品と比較した際、一番気になったふちなし構造(便器の淵がなく比較的緩やかな曲線で構成されている)では無い点も実際に使ってみれば、サティスも深い淵ではないので、掃除し難いということも無い。
最初は要らないかなぁと思った便器の中を照らす「ほのかライト」もそれなりに便利だ。全自動トイレとなら、INAXの独壇場。サティスがおすすめ! とこの文章を書くのに、TOTOのサイトを確認してみたのだが、新製品が発表されていた。ネオレストの新シリーズだ。サティスにしかなかった音楽再生やや空気清浄など機能も追加され、リモコンもユニバーサルデザインで誰でも迷うことなく使いやすそう。なんとも魅力溢れる製品に仕上がっている。今選ぶなら……。値引きの少ないTOTOだから、値  段にもよるのだけれど、悩ましい選択になりそう。
我が家は、もう選びようがないのですけれどね。
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キャンプでエスプレッソ! 始まりはいい加減。

Img_0282_1 当初、エスプレッソが飲みたくて買ったわけではないのがこのビアレッティ(BIALETTI)のミニ・エキスプレス。一人キャンプでコーヒーを飲む何か良い道具はないかなぁ? と探していた時にたまたまREIのカタログで見つけたのだ。それまで大人数でのキャンプでは、お約束のパーコレータを使っていたのだが、どうもイマイチ好みの味に仕上がらない(このパーコレータは、その後、単なるヤカンとして使用され、最早影も形もなくなってしまう)。今や、軽量なアウトドア用ドリッパーは、メーカー各社から発売されているけれど、始めにユニフレームから発売されたときには、なるほどなぁと感心するとともに、その頼りなげな姿が妙にユーモラスに感じたものだった。
さて、ミニ・エキスプレスなのだが、大して使い方もわからないまま輸入したものだから、「バスケットに粉を詰めて直火にかければいいのかな?」程度の  知識しか持ち合わせてはいない。エスプレッソ用に挽いてもらった粉を詰め、カップを載せて直火にかける。
シュゴゴッと溢れるコーヒー。飲んでみると濃厚で結構いける。片付けようとミニ・エキスプレスの中を見ると、水が残っている。はて? 最後まできちんと抽出しなければと、再チャレンジしてみることに、抽出が終わり、火にかけたまましばし放置。するとなんだかノズルをカバーする樹脂が溶けてきて慌てる。飲んでみるとカップまで焼けててアチチっ。入ったコーヒーも微妙に焦げっぽい。わずか2回でミニ・エキスプレスは、オリジナルな姿に……。
Img_0287_1 今にして思えば、バスケット下部のパイプの長さが足りないのだから、中に水が残るのは普通のことと理解できるのですけどね。安全のための工夫ですよねぇ。情けない笑い話であります。
おいしいミニ・エキスプレスでのコーヒーの淹れ方は、抽出圧力がそれほど高くないので、バスケットに粉を入れるときは、軽めに抑える程度。弱火にかけ、抽出されたらすぐ火から下ろすが基本。
家でも、エスプレッソが飲みたいなぁと、その後東京・用賀にあるキッチンハウスで購入したのが下の写真の直火式エスプレッソ・ポット。オペラ社と聞いた気がするのですが、定かではない。金メッキとニッケルメッキが神々しい製品である。ビカビカ過ぎて写真を撮るのも難しい。当時、直火式のエスプレッソ・ポットといえば、アレッシーか、ビアレッティがメジャーな存在。でも、いずれも規定のカップ数しか抽出できないものだった。このオペラの製品は、バスケットに仕切りを入れられ、6人用、3人用と使い分けられるのが購入のポイント。当時、若かった僕には、とんでもなく高価な買い物だったのを覚えている。多分、ビアレッティ3台は軽く買える金額だったと思う。
※1枚目写真のエスプレッソは、ポンプ式のエスプレッソマシンで淹れたものです。直火式では、クレマ(茶色い泡)はたちません。


 



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気楽にカプチーノが飲みた~い。そんな気分でブリエル ケニアはこんな感じ。

Img_0226_1 エスプレッソを気楽に飲みた~いとの思いから、導入したポッド専用エスプレッソマシン。マジックエスプレッソ社のL'ESPREESO CE-2だったのだけれど、気軽にカプチーノが飲みた~いという気持ちには、応えてくれなかった。で、導入したのが、写真のブリエル(Briel)社製ケニア(KENYA)。当時、人気を博していた同じブリエル社のファーストクラスと抽出システムは基本的に同じだが、給水タンク容量が大きく、ミルクをタンクに入れるだけで、カプチーノ用のフロストミルクが簡単にできる「クイックフロス・カプチーノ」が付属する。赤いボディがカッコいいといことも選択のポイント。本当は、ステンレス外装のマシンが欲しかったのだけど、お高いのでお見送り。ケニアを選んだもう一つの理由は、POD、パウダー二つのフィルターがあり、その時の気分で入れられるというのも大きかったかなぁ。
泡立ちミルクを作るためには、前出のCE-2同様、タンクを加熱しなければならないのだが、こちらは切り替え式のスイッチを倒すだけ。適温になるとランプが点くので、クイックフロスト・カプチーノの下にカップを持っていき、スチーム調節ノブを回すだけ。
ふわふわとは言わないが、それなりの泡立ちミルクが誰にでも入れられる。気がつけば、一番下の息子まで、泡立ちホットミルクだけを入れて飲んでいるという感じであった。
難点は、使った後は、すぐにクイックフロスト・カプチーノを洗わないで放置すると大変。人数分のエスプレッソを入れ終わってから、ミルクを入れるわけだが、ミルクを温めている間にエスプレッソは冷めていくので、せImg_0229_1  いぜい4杯ぐらいが限界ということ。多人数分入れるのは面倒なのです。
このケニア、気に入ってのだけど、その不満がその後2ポンプのエスプレッソマシンを買うことにつながっていくのです。







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好きなランタン UNIMETの補足 大した内容じゃなくてゴメン。

Img_0212_1 UNIMETの続きを書こうかなぁと思いつつ。このランタンの何を知ってるのかなぁと自問自答。実を言えば大して知らないのですよねぇ。その昔、ebayでチランと見て一目ぼれ、コールマンじゃぁないし、AGM(アメリカン・ガス・マシーン)でもないし、アッシュ フラッシュでもないしなぁ。でも可愛いからなぁと、入札し、落札。記憶は定かでは無いのだが、確か15ドルぐらいだったと思われる。誰も振り向かないモデルなのですよねぇ。コールマンじゃないし、その上香港製ではねぇ。送ってもらうのに送料を聞いたら、80ドル……。エアじゃなくて船でいいよっということで送料30ドル。半年ほど経ったある日、やってきたのがこれ。ベンチレーターのトップを見るとオプティマスの1500系ぽかったり、燃焼系は、AGMのImg_0213_1 Img_0215_1  Kamp liteっぽい。残念なんことに、オリジナルグローブが割れていた。痛ててっ。
一応のクリーニングをして、さぁポンピングと思ったら、ポンプが壊れてて圧かけられませんのっ。結局分解バラバラ、再組み立てでなんとか点火に漕ぎ着けた代物。年式はもちろん不明ですが、40年代以降新しくても60年代には入らないかなぁ。20年もあったら、生まれた子供がお酒飲んでますねぇ。
サイズは、タンク径が1センチほど大きいけれど、その他はコールマン200Aなどとほぼ同サイズ。メッキの質はかなりのもの。UNIMETのロゴの下にmade in HONGKONGと力強く打ち込まれているのは、大英帝国Img_0218_1植民地時代の自信の現われかもしれません。
うーん。困った。ここまで書いて、こんなの情報じゃないじゃん……と反省。とりあえず、こんなのありますよというご報告でごめん。


 



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うほほっ、コールマン200Aもいいけどね。UNIMET レッドトップランタン!

Img_0206_1 ブログを始めてから、毎日更新するんだもんねと思っていたのに、いきなりのピンチ。
ネタを考えている暇が無いので、パッと目に付いたものをバシャッと撮って掲載。
UNIMETのModel GL-1 1マントルランタンでございます。香港madeなのだけど、なんか憎めないスタイル。それでいて、作りもかなーりしっかりしている。タンク周りや、カラー、ベンチレーターなど、基本はキレイなニッケルメッキ。ポンプノブ、ハンドル、クリーニングニードルの調整摘み、ベンチレータートップなど、ポイントポイントにレッドをあしらった小粋なデザインがお気に入り。オリジナルのホヤは割れてしまったのだけど、コールマン200シリーズのものがそのまんまピッタリと収まります。
詳細は、また書かせていただきます。



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人気テント スノーピーク ランドブリーズの元祖DNA リッチウェル ノーム

Img_0193_1 アドベンハットという名のアウトドア用品店があった。オリジナルのテントやタープが掲載されたビーパルのモノクロ煙突広告。初めて訪れたその店は、あまりにも小さく、とてもオリジナルのテントを販売しているお店であるとは私には思えなかった。
当時、荒天でも晴天でも、シーズンを通して子供たちを含めた家族5人がゆったり眠れるテントを探していた。しかし発売されていたテントは、いずれも帯に短し、たすきに長しといった感じで、思い描いていた理想のテントにはなかなか出会えなかった。
その当時の理想はといえば、
1.テント全体を覆うフルフライタイプ。
2.風雨に強く、張るのが楽なジオシテックのフレーム。
3.張り綱を何本も状況に応じて張ることができる。
4.夏場も涼しく過ごせるようにメッシュを多用。
5.結露を防ぐため、フライと内幕の間は、十分なスペースがあり、スリーブに通気性も確保していること。
6.あくまでオートキャンプで使うため、テント全高は、160センチ程度。低すぎてはいけない。
7.エクスペディション仕様ではないので、フライカラーは自然な色。
といった具合である。
Img_0201_1 現在発売されているテントを見渡してもなかなかこの条件に当てはまるテントは見当たらない。それもそのはず、エクスペディション的要素を持ちながら、それでいて雨の多い日本のオートキャンプに適したファミリーテントを探していたのだから。
そんな時に出会ったのが、アドベンハットのオリジナルテント リッチウェルブランドのノームであった。上記の条件を満たしながらスクエアなフロアを持つ。
当時の雑誌から、スペックを抜粋すると「4~5人用●4シーズン●サイズ/260×280×172●素材/インナー・フライ:70-Dリップストップナイロン、フロア210-Dナイロン、ポール7075超超ジュラルミン●パックサイズ/22×53センチ●重量8.0kg 
購入価格は、値引き無しの9万7000円。オマケにアドベンハットのコーヒーマグをつけてもらった。
その使用感だが、抜群に良かった。雨の日は、フルフライが威力を発揮。フライのサイド部分を大きく横に張り出して内幕のサイド2箇所に作られたメッシュを開け放てば内部は結露しない。暑い日も、前後左右のメッシュで通気は抜群。風の強い日にも、ポールから直接張り綱を引き出せる構造で安心して眠ることができる。あまりの作りのよさに同じリッチウェルブランドのスクエアタープも追加で購入することになった。
購入してから、10数年、性能的な不満は一切感じずに過ごせたのは、日本の環境を知り尽くしたアドベンハット店主、横山氏の思いがあったからだろうと思う。
ある日、アドベンハットが店を閉じたことを知った。そしてしばらくして、なにやらノームと設計思想が近いテントがスノーピークから発売された。ランドブリーズである。アドベンハット横山氏が入社して設計に大きく関わっているのを知るのはその後のことである。
ネットオークション上で半ば伝説化され高値で取引されるヘキサウイングに比べ、検索エンジンでリッチウェルのテントを見つけることは難しい。多くの人たちにとってその程度の品であったのかもしれないけれど、私にとっても未だにパーフェクトなテントである。横山氏に素直に感謝だ。機会があれば、ノームの詳細なども写真入で紹介したい。
(ノームの写真は、ソニーマガジンデラックス 1993 キャンパーズグッズカタログより、無断転載すんません)



 



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ナビを付けるなら、小型車でもバックモニターっていいですよという話

Img_0154_1Img_0161_2  先日、我が家にやってきたマーチ12Cアンシャンテ。カエル色のニクイ奴。キセノンヘッドランプやキーレスエントリーなど、オプションとして必要だと思われる装備は装着されていたものの、マーカーポールとナビは追加しました。機種は、HDDナビでありながら、12万数千円と格安だったクラリオン最後のアゼストシリーズMAX550HD。
ナビのオプションは、渋滞が多い地域なのでVICS光・電波ビーコンは要るなぁと、カタログをめくっていると目に付いたのが後方確認カラーカメラ CC2010AA(本体価格2万4000円)。載せるクルマは小型車マーチ。最小回転半径4.4mの取り回しの良さを考えれば、要らないよと思うのが普通の判断だと思う。でも、付けちゃいました。道具好きの悲しい性ですねぇ。で、使い心地なのですが納車から1ヶ月ちょっと経った今、ナビとしての性能には文句はほと んどありません。それなりに使いやすくリルートも渋滞回避も機能しております。やっぱり付け着て良かったなぁと実感しております。そしてバックモニター、これは特筆して良い。なぜなら、ショッピングセンターや病院の狭い駐車場でバンパー後 方数センチまでピタリと下がれます。同乗の誰かにあと何センチ? なんて聞かなくても済むのですよ。 もちろん縦列駐車でも自宅の車庫でも思ったところにビタンと寄せられるのであります。しかも、自由に調節できるガイドラインを表示できるので左側はあと何センチ空いてるなぁとか、後ろ50センチだなぁとか、簡単にわかるわけです。
もちろん、バックモニタだけで、クルマをバックさせるのはあまりに危険。通常の目視やサイドミラーやルームミラーの他にもう一つ後方確認のツールが増えたということなのですけどね。
小さいクルマに、バックモニター、これおすすめです。逆に少しばかり後悔しているのが、VICSビーコン。私の住む田舎町では、ビーコンが発信されている場所が少なすぎてあんまり役に立たないのですよねぇ。購入の際は、自分が普段行動する地域にどのぐらいビーコンが設置されているのか確認してからがいいですね。


 



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アメリカ製じゃないのかよぉ;; フランジバック確認の必需品 ディプス マイクロメーター by CHINA

Img_0188_1 キャンプ道具をあれこれ触り出したら、どうにも止まらなくなりつつある私。気が付けばここのところ、キャンプ道具ばっかり書いているではありませんか。反省しつつ、今回のネタは、こんなもの。何だかわかりますか?そうです、ディプス マイクロメーターですね。
安物の古いカメラを触り始めると、調子の悪い固体に出会い、ついつい分解バラバラ、自前オーバーホールへの道を歩み始めるものらしい。それを証拠にネット上にはとっても多くのオーバーホール記事があるのですよね。で、私も気が付けば、バラしては組み立ててという遊びを始めてしまったのでした。高級なカメラでは、とても怖くてできませんが、リサイクルショップや知人、オークションで手に入れた格安モノなら、それほど勇気は必要ありませんから。
で、あれこれいじっているうちに、フランジバックの確認にやっぱり必要だよなぁと購入するに至ったのがこのディプス マイクロメータなのでした。
タイヤの溝などを測るタイヤゲージは、結構お手軽なお値段で手に入るのですが、精密測定用のマイクロメータはやっぱり高価なのですよね。とはいえ、激安で手に入れたカメラで遊ぶのに修理道具が激烈に高価なのでは、本末転倒というもの。本当ならミツトヨ(先ごろ、武器の材料になることを知りながら製品輸出していたとされるあのメーカーです)とかの、きちんとしたものが欲しかったのですが、何せアナログモデルでも1万円オーバー。そんな折、かねてから気になっていたアメリカのカメラ用品通販会社で販売されていた36ドルほどのこの製品。気になるあれこれとともに注文してみたのですが、届いたモノを見てちとビックリ! 木製ケース入りのはずが、すごーくチープなプラスチックケースに収まったそれは、お隣りチャイナメイド。しかも、インチ表示なのですよねぇ。考えてみれば当たり前なのだけど、ちとショック。
とはいえ、この会社、結構製品管理はアメリカ人的アバウトさ。既に何度か経験していたので、「苦情を言っても、どうせ同じものが送られてくるか、なしのつぶてが関の山」と諦めたのでありました。もちろんインチですから、電卓片手にミリ換算して使っておりますとも、はい。まぁ、いつかミリ表示のデジタル製品をと物欲はうごめくものの、使用頻度を考えるとこのレベルかなぁというのが、良い落とし所なのでしょうね。



 



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怨念のコールマン222A 思わぬところで格安GET

Img_0189_1 先日、やたらと暑い日が続いた折、扇風機でも買うかねぇ。訪れたリサイクルショップ。人の思うところは、どうも同じなようで扇風機は売り切れ。物好き道具好きとしては、そのまま帰る訳にもいかず、店内をぷらぷらしていたら、見慣れた形の赤いケース。おーっ、コールマンのピークワンだぁ。一応カバーを開けると1度か2度点火したかなぁ? という極上モノ。ブラックボディの222Aタイプ。値段は? と値札を見ると一桁違わない?と目を疑う700円……。「ありがとうございました」という店主の声に送られながら、僕は「こちらこそ、ありがとうございました」と心の中で深く頭を下げたのであった。
実を言えば、このコールマンの222Bが1台我が家にもあるのだが、シュコシュコするポンプキャップがプラスチック製。コールマンのポンプカバーは、アルミ製が好きと決めてかかっている私としては、15年以上前にアルミ製だと思 って個 人輸入したのにアメリカから送られてきた品が222Bでプラスチック製だったときから、どうもひっかかる気持ちのあるモデルだったのだ。とはいえ、ヤフオクなどで取引される金額を見ていると、程度の良いものは9000円を超えることもしばしば。持ってるものをもう一つ買うのはなぁと、躊躇すること度々な品であった。
Img_0191_1 それが700円ですからぁ。しかも、この商品にはオマケが付いていた。本日、写真を撮ろうと赤色ケースから、ランタンを取り出したところ、結構レアなNO.20のSILK LITEのマントル未開封がポロリ。なんだかとっても得した気分であります。
本日読んでいただいた方、そのまんま自慢なので読んでいる方には誠に申し訳ない。だって、家内に自慢したところ「そんなの持ってたっけ? ふーん」と極めて冷たい反応。誰かに言いたかったのですよ。
製品の情報に関しては、コールマンに詳しい方々がインターネット上に沢山いらっしゃるので、そちらの情報が正確かと^^
私見では、歩きで持ち歩くには、重く大きく、全開での燃焼時間は3時間程。火力を抑えても5時間ぐらいでしょうか? それなりに重たいので、オートキャンプのサブランタンとして使うのがベストな製品だと思います。現行品では、フェザーライトが後継機種。小さなガソリンランタン、かなり可愛いと思う。


 



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ほのかさがいい感じ軽量、コンパクトなオイルランタン ノーザンライト ウルトラライト

Img_0180_1 先日、コンパクトなキャンドルランタンとしてアルピニストランタンを紹介したのだが、その時話題に出たノーザンライトのランタンがこのウルトラライトだ。本当は、スチールボディが欲しかったのだけど、「欲しいなぁ、でも高いなぁ」と思っているうちに製造中止。ニューモデルとして出てきたのがこのサーモ樹脂タイプ。シールも彫り物もないツルーンとした燃料タンク。重さは、162gで白灯油50CCで10時間以上燃焼します。置いて使うには、心許ない脚だけど、元々チェーンでぶら下げて使うものだから特に不便は感じない。
115gのスノーピークの天や、125gのイワタニプリムスのP-541など軽量なガスランタンがある今となってこの重さでは特筆するほどのものではないし、明るさだって比べるべくもない。ただし、燃料を含めた総重量では、まだまだオイルランタンに分がある。また無音で燃えるキャンドルランタンやオイルランタンを野外でつけるとほのかな灯りが夜の闇とのコントラストをなしなんとも言えずいい感じだ。そういう意味でも、スチール製が欲しかったなぁと思う10数年たっての今日この頃なのであった。雰囲気のあるオイルランタン、どこかがまた発売しないだろうか?







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チョイ悪オヤジ的SOTO G'zシリーズ Gバーナー

Img_0173_1 カッコいいというのは、無価値なものにある一定の存在意義を与えるものである。中身が無いのにモテまくるおっちゃんとか……。無論、かなりのやっかみが入っているのですけどねぇ。
さて、SOTOのG'zシリーズのGバーナーも私にとっては、そんな感じの存在。黒い厚めのナイロン地ケースに収納されたアルミ押し出し材とステンレスボディのキャンプストーブ。他には無いBOOK式の折りたたみ風防と五徳。うーん、メカニカル! 大体、我思うに、道具好きは、このメカニカルでアルミ削り出し、押し出し的アイテムに滅法弱い。雑誌で初めて見たときにカッチョイイなぁと気になってしまったのでありました。とはいえ、実用性に疑問が残りましたし、既に大量のキャンプストーブを持っImg_0174_1 ていましたのでついつい忘れた存在に……。
ところが一昨年だったかなぁ、ふらっと訪れたコーナンのキャンプ道具売り場  で巡り合ってしまったのですよ。投売り価格の彼に……。2500円也。
店内で実物をあれこれ触ってみると、思ったより重たい。しかも、きちんと作ってあるので砂などを噛んだら畳むのも大変そうと頭ではわかっていたのですが、ついつい掴んでレジに並ぶ人になっていたのでした。
で、実際の使用感なのですが、まず、大きな鍋は乗らない。説明書によれば、16センチまでとのこと。折角2500カロリーもあるのに勿体無いなぁ。バーナーがトーチのように細く上がるので鍋底の一点に当たる。まImg_0176_1 ぁ、バーナーパットでなんとかなる話なのですけどね。そして組み立てるのも噛み合わせがきちんとしているため、少しばかりコツがいし、やはり砂などが入ると組み立て辛い。そして、風防つきのはずなのだけど、風に結構弱い……。四角いから当然足は4点接地で地面に置かなければならず、風防の下部分(▼の下部分)も出っ  張っているので平らな場所じゃないと使えない。それに重いんですよ。380グラム。カセットガスを暖める方法が無いから、寒冷仕様のカセットガスを使っても冬場はキツイだろうなぁなどなど、いやーんな部分ばかりが目立ってしまう始末。
結局、オートキャンプのテーブルの上などかなーり限定的な用途でしか使えないバーナーといった印象。
もちろん、カセットガスの接続部を薄く仕上げるための工夫とか、収納方法とかいいところは沢山あり、世界のどこにもないバーナーを作ろうという新富士バーナー技術者の意気込みが感じられるのですよ。でもなぁ…、アウトドアで使う道具だってことを、つい忘れてしまったんじゃないかなぁと思う。もしくは、もともと限定的な用途しか想定しなかったのかなぁ。
いずれにせよ、多分、もうキャンプに連れて行くことはないんだろうなぁと、また道具を増やしたことを反省しつつ道具箱の隅へと追いやられたのでありました。カッコいいだけに残念。



 



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包丁は、ランスキーのナイフシャープナーより砥石で研ぐ

Img_0168_1 学生時代の友人HとSKYPEで話をした。置き薬を生業とする彼は、全国を点々とすることが多く、どれだけ話をしても無料のSKYPEは、なんともありがたい存在だ。
で、ランスキー ナイフシャープナーである。キャンプに子供を連れ出すようになった20年程前、子供と一緒の弓矢やら竹とんぼだのの遊び道具作りやちょっとした料理、薪の小枝払いなどなど、大小のナイフは必需品だった。まめに使えば、切れ味が落ちるのも早い。当然のように生来の性格ゆえのお道具探しが始まった。そんな時、画期的!と思えたのがランスキーのシステムだった。
一定の角度に砥石をセットでき、キャンプ道具と一緒に持って行けるコンImg_0170_1 パクトさも魅力的だった。なにしろ本格的な砥石を何本も揃えるより手ごろな価格 で粗砥から仕上砥まで揃う点にも惹かれた。これなら簡単に歯研ぎができるぞっ! と思った僕は、早速キャンプ用品店へ。
手に入れてから、自宅にあるナイフはもちろん、普段は使わない包丁まで、刃物と名の付くものはぜーんぶ研いだ。研いで研いで研ぎまくった。それまで大して研いではいないのだから、スパッと切れるようになったなぁと実感した。が、考えてみると、刃渡りの長いものでは1点を支点として一定の角度で研いだのでは、角度に差が出てしまう。それを防ぐには、ナイフを挟み込むホルダーの位置をずらしながら研がなければいけない。これがなんとも面倒だ。なんとかもっと簡単に研げる方法はないものか? と思案している折、前述の友人宅にたまたま遊びに行ったのである。
その時彼の部屋で私の目に留まったモノは……。砥石である。それもゴッツイ! デッカイ! 四角いやつ。包丁研いでるの? と尋ねる私に、「包丁も蛤刃のナイフもみんな研ぐよ。研いでると気持ちが落ち着くからねぇ」と彼。実際に研いだ刃物を見せてもらったのだが、髪でも紙でもスーッと刃が入る。刃物の質もあるのだろうけど、吸い付くように切れちゃうんですよ。正直、ちとショック!
刃物は砥石で研ぐ! 当たり前のことなんだけど、道具に溺れるとその当たり前のことが見えなくなっちゃうんですよねぇ。
ということで、ランスキーのナイフシャープナー。簡易的に刃渡りの短い小型ナイフ研ぐにはいいのだけれど、やっぱり砥石には敵わないというお話でした。まぁ、20年近くたって同じものがまだまだ売られている完成した道具ではあるのだけどね。
ちなみにH君、その後会社での仕事のかたわら高級包丁の販売と研ぎをアルバイトでこなし好評を博していたというのは後日談。



 



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ランスキーのシャープナー。用途に合わせて選べるのも嬉しい。



 



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