2006年10月31日火曜日

面白いけど実用性に難あり。SOTO GランプSTG-22

Img_1035ランタン系、ストーブ系と火の着く物が好きな私、とはいえ、一応は考えてから手に入れ、それなりに存在価値を認めてしまうので、本気で散在しちゃったなぁと後悔する製品って実はほとんどない。たとえば、ランタンなら、テーブルランプとしてとか、ソロキャンプでとか、晩酌の肴にとか、ソレなりの機能、ソレなりの魅力を理解しようとしてしまうのだ。でも、やっぱり後悔してしまう製品もあるのですよねぇ。
 どうにも散財感が拭えないのが、SOTOのG'ZシリーズのGランプSTG-22R。この製品のセールスポイントは、マントル発光とキャンドル発光の2WAY発光が可能な充填式ランプということ。マントルを使えば、100ルックスの小型ランタンとして使え、操作を切り替えるとキャンドルランタンとしても使えるということ。しかも、充填式だから、ちょっとテーブルサイドにとか、ソロキャンプの灯りに最適!と思える製品である。









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 何が期待はずれかといえば、マントル発光はするものの、マントルはほぼ使い捨て?と思えるほどにすぐ壊れる。しかも、自動点火装置を備えているのだが、壊れ始めたマントルは、この点火ボタンを押し下げる毎に破損状態を悪化させる。それではとキャンドル発光させてみれば、炎が安定するように出力調整すると裸火がベンチレータの丸い穴から飛び出る感じ。これでは、ソロで使う時、危なくてテント内には持ち込めないし、風が吹けば炎が踊る。まぁ、テント内には持ち込まないのが建前としても、ちょっとなImg_1037_1 Img_1038ぁと思うわけです。使い捨てと考えるにしてもマントルも3枚入り定価680円と決してお安くはない設定。こちらもG'zバーナー同様、お蔵入り状態。
実用を考えず、雰囲気というのであれば、UCOのキャンドルランタンの方が何倍も良い雰囲気を出してくれると思う。まぁ、雰囲気の話は、人それぞれの好みもあるのですがね。
 Gランプ、文句ばかりを書いてしまったけれど、道具好きのハートをくすぐる部分が全く無いわけでは無い。前述の2WAY発光にせよ、オプションで用意されている蚊取マット対応のリフレクターにせよ、ホヤの交換方法にせよ、よく考えられていて、それが故に私も手に入れたのですよねぇ。これだけ考えることができる技術陣がいるのになぁ、なんで基本的な部分ではずすかなぁ?と残念でならないのですよ。新富士バーナーの製品としては、ポケットトーチも持っている。こちらは、なんの不満もない優れた製品だと思う。頑張れSOTOと言いたいなぁ。


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