2006年8月26日土曜日

触ってごらんチノンだよ。両観音沈胴のギミックと映りが魅力なベラミ

Img_0034_1 チノンと言うと、スチールカメラより、8ミリカメラでの知名度が高いメーカーだが、マミヤやオリンパスのパーツやOEM製品を多数手がけるとともに、自社ブランドの一眼レフや35ミリコンパクトカメラも手がけている。
 後年、コダックのデジタルカメラ部門として吸収されたことからも、その技術の確かさがわかろうと言うものだ。
 ベラミは、そんなチノンが1980年に発売した沈胴式のコンパクトカメラ。フィルム巻き上げレバーを起こすと、前面の両観音扉が開きレンズが飛び出す仕掛けは、今見ても目新しく、面白い。もちろん、巻き上げレバーを折り畳むとレンズが引っ込み、観音扉も閉じる。
専用のオートストロボを付けると、日中シンクロも可能になる。
肝心な映りだが、これがなかなかシャープでコントラストもしっかりしたもImg_0039の。コンパクトとしては、珍しく1000分の1秒までシャッタースピードはあるのだが、AEのため、狙って使用することはできない。
オリンパスのXAと言い、このベラミと言い、デザインを含めたこの時期のコンパクトカメラのレベルの高さは侮れません。
 実売数が少ないためか玉数も少なく、綺麗な完動品だと、オークションでも1万円オーバーが相場。カメラ店では、2万円超も……。そうなると手軽に手に入れると言うわけにもいかないのが問題でしょうか?





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